|
下記の詩はニューヨーク大学リハビリテーション科一患者のつくった詩です。
大きなことをなし遂げるために力をあたえてほしいと 神に求めたのに
謙遜を学ぶようにと 弱さを授かった
幸せになろうとして 富を求めたのに
賢明であるようにと 貧困を授かった
偉大なことができるように 健康を求めたのに
よりよきことをするようにと 病気を賜った
世の人々の賞賛を得ようとして 成功を求めたのに
得意にならないようにと 失敗を授かった
求めたものは一つとして 与えられなかったが
願いは全て聞きとどけられた
最後の2行にこの詩の意味するところが全て語られています。
力、富、健康、成功・・。これらは私たちがしあわせの条件として、常に求めているものです。しかし、それとは反対の境遇におかれることも多いと思います。問題はそこでどう対処するかです。ワコールの故塚本幸一社長は、病気が発見され入院したとき、そこでマージャンをしていたそうです。見舞いに来た人にこう言いました。「病気が発見されたのだから良いではないか・・・」 こうありたいものです。
|
|
|
|